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Scenario Inspector(シナリオインスペクター)

FRI3D の Scenario Inspector(シナリオインスペクター)には、シミュレーション可能な各種シナリオが一覧表示されます。各シナリオは特定のゾーンに関連付けることができ、1 つのゾーンが複数のシナリオに含まれることもあります。

火災シナリオの定義は容易な作業ではありません。ゾーン内のどの機器が、一定の熱放出率(Heat Release Rate)を持つ火災によって損傷し得るかを特定するには、火災技術者の知識と経験が必要になるためです。FRI3D が価値あるツールとなるのはまさにこの点であり、複数のファイアビン(fire bin、すなわち火災シナリオ)を短時間でシミュレーションできます。各ファイアビンのシナリオを実行すると、想定した火災によって故障する機器と故障しない機器が示されます。この短時間(数分程度)の作業によって、火災技術者は対象の火災ゾーンに設定するファイアビンの数を選定できます。各ビンは、それぞれのシナリオの影響を受ける機器の集合(すなわちターゲットセット、Target Set)に関連付けられます。

コンパートメント/ゾーンに属するコンポーネントは、それらを故障させるのに十分な熱放出率を持つ火災に応じて、火災シナリオ(ビン)に振り分けられます。火災シナリオは複数定義でき、各シナリオは固有のターゲットセット、熱放出率、重大度係数(severity factor)、非抑制確率(non-suppression probability)によって特徴付けられます。したがって、あるシナリオが火災を他のコンパートメントへ伝播させる場合、そのシナリオは複数のコンパートメントに影響を及ぼす可能性があります。

シナリオの作成

新しいシナリオは、ゾーンインスペクターで COMPARTMENTS を右クリックし、次の図に示すように Add Scenario を選択して作成します。

COMPARTMENTS -> New Scenario

Scenario Creation
Scenario Creation

シナリオリスト

既存のシナリオを読み込んだ場合でも、新しいシナリオを作成した場合でも、シナリオインスペクターは次の図のように一覧を表示します。

Scenario List

Scenario List
Scenario List

シナリオの内容

シナリオの内容はゾーンインスペクターと非常によく似ていますが、当該シナリオに含まれる要素のみが表示されます。

Scenario Contents

Scenario Contents
Scenario Contents

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