3D の基本
シーン
3D システムは、実際の物理空間を仮想的に表現したものです。FRI3D の既定の単位はメートルです。この仮想空間は、さまざまな視点から眺めたり、空間内を移動したり、マウスやキーボードなどのデバイスを使って操作したりすることができます。3D シーンは、仮想カメラの視点から表示されます。
以下の画像は、プラントの全体レイアウトと その 3D モデルの例を示しています。
3D Layout

3D Image

カメラ
仮想空間の探索は、ユーザーが操作できるカメラを使って行います。 カメラには、人間の目と同じように遠くの物体ほど小さく見える 透視投影(perspective) カメラと、平行投影である 正射投影(orthographic) カメラの 2 種類があります。
透視投影カメラは人間の目に映る像をリアルに再現するのに対し、正射投影ビューは実際の距離を正確に表現します。
距離の計測 を正しく行えるため、通常、オブジェクトのモデリングは正射投影ビューで行います。上面図(トップビュー)や側面図(サイドビュー)は、3D 空間を対応する平面へ正射投影したものであり、3D 空間の 2D 表現を作り出します。
次の図は、透視投影ビューと正射投影ビューの違いを示しています。

どちらの投影方式でも、3D 空間内の仮想オブジェクトは、対応する投影方法でカメラ平面上にレンダリングされます。カメラ平面の幅と高さは、3D ビューポートの幅と高さによって決まります。
次の図は、産業施設のスイッチギア室(switch gear room)を上から見たビューです。

3D オブジェクト
3D オブジェクトは、モデリングおよびシミュレーションの対象となるゾーン内の物理的なコンポーネントを表現したものです。
3D オブジェクトはユーザーが操作でき、その操作方法については後続のセクションで説明します。 次の画像は、シミュレーション対象のシーンに配置できるさまざまな 3D オブジェクトを示しています。

3D オブジェクトはユーザーが操作できます。位置を変更できるほか、向き(オリエンテーション)やスケールも変更できます。スケールは、実際のオブジェクトの寸法に合わせて調整することができます。